「虫歯を抜歯する」という日本語はおかしいと思う
10/25(月)。何十年ぶりかに歯を抜かれる。虫歯というわけではなく、歯の根っこのまわりにうみがたまったための処置だったが、その根っこはとうの昔に神経を抜いていたので、歯を抜くときもほとんど痛みはなかった。下の奥歯手前の大きな歯を抜いたので、グロテスクな大きな穴がぽっかりあいている。どす黒いむらさき色をしていて見るからに痛々しいが、麻酔がさめても痛くならずに助かった。小学生のころのわたしなら、こんな従順に歯を抜かれることはまずなかった。麻酔の注射を打とうとした歯医者の先生に対して「バカ!ヤメロ!シネ!ブス!デブ!」などと失礼きわまりない雑言をあびせながら泣き叫んで、「もう来なくていいです!」と言われて治療をまぬがれたのは、たしか小学1年か2年のときだった。今のわたしはそれほど歯医者がきらいではない。昔の歯医者は治療がもっと痛かったような気がする。そういう意味ではありがたいご時世になったものだ。【本日の数枚】1970年3月、新宿/阿部薫The Little Giant/Johnny GriffinLive At Sweet Basil/Gil EvansRound About Midnight/酒井潮Workout/Hank MobleyMisty/Erroll GarnerOrnett Coleman Anthology/高瀬アキ&Silke EberhardThe Best Of Elvis CostelloTokio Acoustic Blues/打田十紀夫Go Man!/Sonny CrissGo Power!/Illinois JacquetG.Love & Special Sauce灯ともし頃/浅川マキ
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