谷川真理ハーフマラソン
1/8(日)。谷川真理ハーフマラソン参加。前夜新潟から東京までの運賃が2200円という夜行バスに乗って、朝早く池袋着。せまくて暑くてかなりつらい道中だったが、値段を考えればそれもしかたない。大会会場は赤羽駅近くにかかる新荒川大橋のたもとで、荒川の土手を10km往復するというコース。風はつめたいものの、雲ひとつない最高の天気で、とても気持ちよく走れた。2時間11分は、わたしとしてはまずまず上出来のタイム。オリンピック候補にもなっている注目の県職ランナー、川内優輝くんも参加して2位だったらしいが、まったく気がつかなかった。主催者の谷川真理氏の姿を見つけられなかったのも少し残念。運営もスムーズでとてもいい大会だったが、人気の大会だけあって、人が多すぎてまいった。大会後楽しみにしていた赤羽かいわいの酒場や銭湯はどこも満員状態。この日は赤羽が年で一番うるおう日ではないだろうか。結局、もつ焼屋「もんちゃん」と大衆酒場「八起」の2軒で軽く飲み食いして、そそくさと新宿に流れる。久しぶりの新宿は、あいかわらず人にあふれたにぎやかな街だった。天下一品西口店、新宿レコード、思い出横丁「ひなどり」、天下一品歌舞伎町店、ゴールデン街「原子心母」とはしご。天一西口店は初めて行ったがスープがやや薄く、ラーメンのたれでドーピング。ホッピーがある天一は初めてだった。西新宿かいわいは以前よくレコードをあさりに来ていたが、好きだった「えとせとら」がなくなっていてがっかり。記憶をたよりに新宿レコードに入ってみたものの、めぼしい盤が見当たらず、キングクリムゾン「アースバウンド」の紙ジャケCD1枚のみを1000円で購入。思い出横丁の「つるかめ食堂」で飲もうと思ったが、何年か前の大火事で新装したためか、だいぶ雰囲気が変わっていて素通りしてしまい、中国人の娘さん2人でやっている小さな焼き鳥屋に入る。2人はおしゃべりしっぱなしで、客が入ってきても接客にはいっさい気持ちが入っていない。焼き鳥や煮込みの味も悪くはなかったが、中国ではごく一般的な「堂々たるやっつけ仕事」が久しぶりに目の前で見れて、しばし異国情緒を味わうことができた。東口にぬけてゴールデン街に行き、一度行ってみたかった「裏窓」を探すもどうしても見つからず、ジャズバー「シラムレン」はまだ正月休み。しかたないので天一歌舞伎町店。スープの濃度がばっちりでうれしくなる。ここはいつも盛況のようで何より。ろくでなし横田さんに勧められていてずっと見つけられずにいた「ばるぼら」を探してみると、とてもわかりづらい裏通りに発見。店は開いていなかったが、やっと見つけることができて感激。ゴールデン街にもどり、やはり気になっていた「原子心母」に初めて入る。おそらく6人くらいしか入れない小さな店で、若いマスターがひとりでやっていた。かなり入りにくいが入ってしまえば気楽な店の典型。Macで音楽を流していたが、プログレはついぞかからなかった。池袋から夜中の高速バスで新潟にもどる。帰りはとなりの席があいていてとてもありがたかった。次回東京に出るときバスを使うかどうかはわからないが、夜ならやはり特急あけぼのの方がいいかもしれない。赤羽駅から参加者の行列が続く。
これぞ快晴。
この近くで青龍刀事件があったらしい。
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