心臓は大切に
年明けにどこからか得てしまった風邪が、やっかいなことになった。いわゆる風邪の症状は数日でおさまったものの、なぜか咳だけが残り、医者にかかると、風邪の後遺症と軽いぜんそくのようだと診断され、薬を飲み続けるも、いっこうに回復のきざしが見られない上に、心臓のドキドキもおさまらず、呼吸も苦しくなってきたので、別の医者にかかると、どうも心臓に異常があるらしく、心臓カテーテル検査というものを受けることになった。心臓の異常から来る咳や呼吸困難というものあるらしい。太ももの付け根からカテーテルという管をさし入れ、動脈の中を通して心臓までのばし、血管がつまっていないかや心臓の動きを詳しく調べるという、聞いただけで腹と胸の中が痛がゆくなるような、しかも2泊3日の入院を要する検査と知り、おののきうろたえたが、無事終了。動脈の中には感覚神経がないそうで、管が心臓まで到達したのも、心臓の中で造影剤がまかれたのも、心臓の筋肉をつままれたのも、まったく感じなかった。自分の心臓の動く映像も見せてもらったが、心臓のまわりをはっている血管は太くて元気そうで、細くなったり詰まったりはしていないとのこと。まずはひと安心。しかしながら、心臓がでかく、ポンプの動きがにぶいというのが気になるところ。先生のみたてでは、おそらく風邪から来るウィルス性の心筋炎、心臓の風邪のようなものではないかとのことだが、まだ検査結果の詳細は出ていない。心臓を休ませる必要があるので、あと数日は楽屋を休んで、おとなしくしようと思う。まったく予期せぬ長期休暇となってしまった。ご心配いただいた方々に、ただただ感謝。
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