三遊亭鳳楽独演会

9/1(日)。村上教育情報センターにて、三遊亭鳳楽独演会を聴く。去年につづいて、2度目の落語。三遊亭圓生の孫弟子、笑点の司会でおなじみだった三遊亭圓楽の弟子という、大物落語家の噺が村上で聴けるというのは貴重でありがたい。15時の開演から、10分休憩をはさみ、17時過ぎまで、引き込まれっぱなしのすばらしい口演だった。男はつらいよ初代おいちゃんの森川信を思わせる粋な江戸弁の聴き心地がいい。「動く」は「いごく」。「おまえ」は「おまい」。「大好き」は「でえ好き」。鳳楽氏いわく、柳家一門が笑える噺が多いのに対して、三遊亭一門は怪談や人情噺が得意らしい。商人の道楽息子が勘当されて苦労して更生するという後半の噺は、くすりと笑わせるところはあっても、最終的には落ちもなく、しんみりとしたハッピーエンドで終わったのだったが、こういうのを人情噺というのだなとやっとわかった。落語に対する興味が、去年以上に増した。

楽屋 GAKUYA

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