むずかしいリクエストがたまに来る
5/4(土)。旅のお客さんから、「日本のアーチストですごいのありますか?心がゆさぶられるようなやつ」というリクエスト。一聴して心がゆさぶられる盤などそうそうあるものでもないと思ったが、せっかくなので少し考えてみた。浅川マキ以外で思いついたのが、坂田明の「ひまわり」、笠井紀美子「イエロー・カーカス・イン・ザ・ブルー」、泉谷しげる「LIVE IZUMIYA」、南正人「スタート・アゲイン」、三上寛「BANG!」など。どれも聴いてもらいたいと思ったが、結局は浅川マキの1st。奇をてらわずに素直になろうと思ってかけたものの、あいにく反応は今ひとつ。彼はジャズが聴きたかったようで、そのあと彼のリクエストでまわしたキャノンボール・アダレイの「マーシー・マーシー・マーシー」を絶賛。趣味が少しわかると盤も選びやすい。その後はその系統をまわして、楽しく聴いていただいたようで、うれしかった。帰省してきた同級生のテツシとさくちゃんに、それぞれ貴重な本をいただく。テツシからはCRASS、さくちゃんからはカルロス・ジョビンの、どちらも伝記もの。どちらも400ベージもあり、読み通せる自信はまったくないが、とてもありがたい2つのプレゼントだった。テツシくん、さくちゃん、ありがとうございました。
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