越乃寒梅
4/19(火)。拙宅にて有志での宴。志田さんが山北の酒「日本国」を差し入れてくれて大感激。先週「うり坊」で飲んだとき同様、やはりとてもうまい酒だった。当然のことながら、あっという間にあいてしまう。さくちゃん差し入れのイチゴもうまかった。酒とイチゴは合うと漫画家のラズウェル細木が言っていたのを思い出し、ためしに合わせてみたが、この意外な組み合わせがなかなかよかった。生ハムとメロン、カマンベールチーズとリンゴ、ブルーチーズとブドウなどなど、何かしょっぱいものとくだものを合わせて飲むというのはけっこう好きなのだが、くだもののみと酒というのは合わせたことがないし、そもそもあまり聞いたことがない。ビールや焼酎ではどうかわかならいが、酒とイチゴはたしかに合うと思う。4/20(水)。yukiさんの話を聞き、越乃寒梅に対する認識がかなり変化する。カウンターのお客さんと寒梅はうまくないという話になると、yukiさんはちょっと待ってくれと語りだした。新潟の酒が淡麗辛口のすきっと飲みやすい酒として好評を博すようになったのは、まず寒梅の酒蔵がああいう飲みやすい酒をつくったのがきっかけだった。そしてうちらほかの酒蔵もそれを目指して酒をつくるようになった。うちらは寒梅に足を向けて寝ることはできない。しかも、大事に押し入れにしまっておいて、何年かしてお客さんに「これが寒梅だぞ、えへん」と飲ませたって、そんなのうまいわけがない。それではあまりに寒梅がかわいそうだ。カウンターのお客さんともども、この話を聞いて、なるほど・・・とうなるしかなかった。たしかにわたしも寒梅はうまいと思ったことがなかったくちだが、もしかしたら古い寒梅しか飲んだことがないのかもしれない・・。そういえばもう何年も飲んでないので、思いを新たに飲んでみたいと思う。yukiさん、いいお話をありがとうございました。
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