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1/1(土)。予報に反する快晴の中、元旦マラソン。今年で56回目となる村上市元旦マラソン大会、開催当初は0時スタートだったらしいが、今では10kmのスタートが11時と、わたしにとっては非常にありがたい。去年の吹雪とはうってかわって今年は快適そのもの、とても気持ちのよい走り初めとなった。ちなみに記録は53’03”。わたしにしては上出来だった。1/2(日)。箱根駅伝往路を観ながら年賀状書き。東洋大が優勝。山の神と言われる柏原はやはり強い。顔、話し方などもひっくるめて、強烈なインパクトがあるランナー。結局どこへも出かけず、アンニャと家ですきやきをつつきながら「ザ・マジックアワー」。三谷幸喜監督の喜劇でなかなかおもしろかったが、やっぱり「ラヂオの時間」の方がわたしは好きだ。1/3(月)。箱根駅伝復路を観ながら年賀状書き。早稲田が総合優勝。すべって転んでもトップを守りきるところがすごい。東洋大、わずかにおよばず。初めて2日通して箱根駅伝を観たが、とてもいい刺激になった。アンニャと羽黒神社へ初詣。おみくじ箱にちょうど2枚しか残っていなかったおみくじを2人でひく。残りものには福があるということでこれは大吉だろうと思ったが、わたしは末吉、アンニャのは失念。大きな病気はしないと書いてあったが、そうありたい。1/4(火)。新春恒例、伴田裕さんたちによるライブで今年の楽屋も幕を開ける。2002年が1回目だったので、今年で10回目となる裕さんの新春ライブ。毎年恒例の「一月一日」のジャズバージョンからはじまり、「イン・ザ・ムード」「マイ・フェイバリット・シングス」などのスタンダード曲の数々、お決まりの「テキーラ」、アンコール「チュニジアの夜」まで、たっぷりと楽しませていただいた。終演後、演奏者と残ったお客さんで飲み語らい、鮭の話で盛り上がる。1/5(水)。通常営業としての、2011年初日。今年もよろしくお願いします、とお客さんに言おうと思っていたら、誰も来ず。楽屋史上初の「お客さんゼロの日」となる。いつもなら誰もいなければ12時きっかりに閉めるくせに、この日は姑息にも12時をすぎてからも未練がましく看板をつけてみたが、結局誰も来ず。10年半の記録がとだえたことはなかなかのショックだったが、こればかりはしかたない。今までなかったのが不思議と思って、めげずにがんばりたい。1/6(木)。22時になっても誰も来ず。まさか2日連続で「お客さんゼロの日」になってしまうのか?とおののいたが、シュンくんのご来店をたまわり、胸をなでおろす。あまりのひと気のなさに、そーっとドアを開け、「あれ?やってますか?」といぶかるシュンくん。やってるも何も、大開店中です、どうぞどうぞ、さあさあ入ってきて下さいとばかりに出迎える。本当にうれしかった。シュンくん、ありがとうございました。1/7(金)。常連さんがいつも通りやってきてくれて、いつもの楽屋の空気がよみがえる。お客さんが来てくれるというのはどんなにありがたいことなのか、これほどまじまじ考えたことはなかった。お客さんのいる楽屋というものが、わたしの中であたりまえに感じてしまっていたのかもしれない。ダメダメである。楽屋を開く前、本当にお客さんが来てくれるか不安だったときの気持ちを思い直して、あらためて店を開けて行きたいと思う。

楽屋 GAKUYA

お酒とコーヒーと音楽の店【楽屋】です。 ホームページの引越しをしました。 新しいアドレスは以下の通りです。 よろしくお願いいたします。 https://ekimae-gakuya.jimdofree.com