第17回 新潟ジャズストリート
1/22(土)。何年ぶりかに新潟ジャズストリート。楽屋を茶さんとタッキーくんにお願いして、昼から夜まで堪能してきた。ハシゴの経緯は次の通り:1. Noad(Capotast)2. 新潟スウィングミュゼット合奏団(ホテルオークラ内エジンバラ)→満員で入れず3. Naoe&奥山勝デュオ(器)4. 経麻朗&水橋孝デュオ(Dream School Of Jazz)→満員で入れず5. 今タクオクインテットwithシーナ(Jazz Flash)6. 水橋孝トリオ(Gioiamia)7. SEB(可児FrauEva)8. 大原誠クインテット&清水てるみ(9th Avenue)yukiさんダオさんのアコースティックデュオ、Noadの演奏を客としてじっくり聴くのはおそらく初めてだったが、やっぱりよかった。お2人が楽しそうに演奏するのを聴きながら飲む昼のビールは格別だった。新潟でも堂々と活躍するお2人の姿に、村上人として勝手にうれしくなった。早くまた楽屋でも聴きたいと思う。
器でNaoeさん(ボーカル)と奥山さん(ピアノ)のデュオ。「ナチュラル・ウーマン」や「マスカレード」などソウルフルな歌が聴けたのも感激だったが、楽屋にも何回か来演してくれているNaoeさんがいっそうパワーアップしていて、3月20日の楽屋ライブがますます楽しみになった。
小国のテナー奏者、今タクオさん率いるクインテット。これがまたとてもよかった。テナーサックスにギター2本、ベース、ドラムスという5重奏で、今さんのコルトレーンばりの冷やかな音の連射もさることながら、ブイブイうなるベースもとても気持ちよく、ジャズを聴いた!という満足感が得られた時間だった。山形風のほほ笑ましいМCを交えながら迫力ある歌を聴かせてくれたシーナさんの存在感も大きかった。ソープランド街のど真ん中にある新潟ジャズ喫茶の老舗、ジャズフラッシュに初めて入れたのも感慨深かった。ライブ以外でも飲みに来たい店だが、あいにく火曜日が定休なので、こういうときくらいしか入れないのが残念。
楽屋にも一度来ていただいたことのある日本ジャズ界の重鎮、水橋孝さんのベースを聴きにジョイアミーア。ジャズストリート屈指の大会場であってもやはり大入りというのがすごい。親方、ボス、ドンという名称がふさわしいいでたちの水橋さんだが、あだ名はゴンさん。相変わらず安定感抜群のベースラインにしばし聴き入る。
上古町にひっそりたたずむ可児フラウエバでSEB。パンフレットに「ジプシージャズ」とあるのが気になって、7番町から1番町までがんばって歩いたのだが、本当に歩いてよかった。このトリオがこの日一番の収穫だったかもしれない。いやはやすごかった。ギタリスト3人がまさにジャンゴ・ラインハルトさながらの、いわゆる「ジプシージャズ」を弾きまくる。三者三様のアドリブソロも見事。20人も入ればぎゅうぎゅうになる店内に途中入場者への席などあるはずもなく、それでもこれは聴かねばと入り口付近に立ち見で楽しませてもらった。3人のほかに、バイオリニストやギタリスト、ボサコルデオンの田中トシユキさんもクラリネットと小さなアコーディオンのようなハーモニカで参加し、それはそれはすばらしい大セッション大会となった。SEB、おそるべし。いつか楽屋にも来演願いたいものだ。
最後に立ち寄ったのが、これまた初めて入るわりと新しい店ナインス・アベニュー。2月27日に楽屋でのライブが予定されている大原誠カルテットと、ボーカルに清水てるみさん。ベテラン5人による演奏は、ゆっくり安心して聴ける大人のジャズ。楽屋での演奏もとても期待ができる。
ここまでハシゴしたジャズストリートは初めてだったが、非常に楽しめた。ただ、ハシゴの仕方がうまくなく、もっと考えて回らないと快適に聴けないのだなと痛感した。基本的に、途中入場は無理と考えた方がいいだろう。お目当ての演奏の会場には開演前にたどり着き、席を確保して始めから演奏を聴き、ハシゴの時間があれば途中退場する。これがかしこい回り方なのかもしれない。フラッシュから合流したダーシーさんの車に乗せていただき村上に戻ったが、うれしいことに楽屋はとてもにぎわっており、茶さんタッキーくんのすばらしい働きに感謝感激。そして念願だった楽屋の客となる。何だか妙な感じだったが、わたしを普通の客と見なしてくれたみなさんのおかげで落ち着いて飲めたのがまた感激だった。ダーシーさん、茶さん、タッキーくん、ありがとうございました。
器でNaoeさん(ボーカル)と奥山さん(ピアノ)のデュオ。「ナチュラル・ウーマン」や「マスカレード」などソウルフルな歌が聴けたのも感激だったが、楽屋にも何回か来演してくれているNaoeさんがいっそうパワーアップしていて、3月20日の楽屋ライブがますます楽しみになった。
小国のテナー奏者、今タクオさん率いるクインテット。これがまたとてもよかった。テナーサックスにギター2本、ベース、ドラムスという5重奏で、今さんのコルトレーンばりの冷やかな音の連射もさることながら、ブイブイうなるベースもとても気持ちよく、ジャズを聴いた!という満足感が得られた時間だった。山形風のほほ笑ましいМCを交えながら迫力ある歌を聴かせてくれたシーナさんの存在感も大きかった。ソープランド街のど真ん中にある新潟ジャズ喫茶の老舗、ジャズフラッシュに初めて入れたのも感慨深かった。ライブ以外でも飲みに来たい店だが、あいにく火曜日が定休なので、こういうときくらいしか入れないのが残念。
楽屋にも一度来ていただいたことのある日本ジャズ界の重鎮、水橋孝さんのベースを聴きにジョイアミーア。ジャズストリート屈指の大会場であってもやはり大入りというのがすごい。親方、ボス、ドンという名称がふさわしいいでたちの水橋さんだが、あだ名はゴンさん。相変わらず安定感抜群のベースラインにしばし聴き入る。
上古町にひっそりたたずむ可児フラウエバでSEB。パンフレットに「ジプシージャズ」とあるのが気になって、7番町から1番町までがんばって歩いたのだが、本当に歩いてよかった。このトリオがこの日一番の収穫だったかもしれない。いやはやすごかった。ギタリスト3人がまさにジャンゴ・ラインハルトさながらの、いわゆる「ジプシージャズ」を弾きまくる。三者三様のアドリブソロも見事。20人も入ればぎゅうぎゅうになる店内に途中入場者への席などあるはずもなく、それでもこれは聴かねばと入り口付近に立ち見で楽しませてもらった。3人のほかに、バイオリニストやギタリスト、ボサコルデオンの田中トシユキさんもクラリネットと小さなアコーディオンのようなハーモニカで参加し、それはそれはすばらしい大セッション大会となった。SEB、おそるべし。いつか楽屋にも来演願いたいものだ。
最後に立ち寄ったのが、これまた初めて入るわりと新しい店ナインス・アベニュー。2月27日に楽屋でのライブが予定されている大原誠カルテットと、ボーカルに清水てるみさん。ベテラン5人による演奏は、ゆっくり安心して聴ける大人のジャズ。楽屋での演奏もとても期待ができる。
ここまでハシゴしたジャズストリートは初めてだったが、非常に楽しめた。ただ、ハシゴの仕方がうまくなく、もっと考えて回らないと快適に聴けないのだなと痛感した。基本的に、途中入場は無理と考えた方がいいだろう。お目当ての演奏の会場には開演前にたどり着き、席を確保して始めから演奏を聴き、ハシゴの時間があれば途中退場する。これがかしこい回り方なのかもしれない。フラッシュから合流したダーシーさんの車に乗せていただき村上に戻ったが、うれしいことに楽屋はとてもにぎわっており、茶さんタッキーくんのすばらしい働きに感謝感激。そして念願だった楽屋の客となる。何だか妙な感じだったが、わたしを普通の客と見なしてくれたみなさんのおかげで落ち着いて飲めたのがまた感激だった。ダーシーさん、茶さん、タッキーくん、ありがとうございました。
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