クロストーク
3/23(金)。ここいらの小学校の卒業式があり、おもに学校の先生方で楽屋がにぎわった。異動と送別会の多い、いわゆる年度末のこの季節、楽屋の夜は例年に比べると少し静かな気もするが、この日は花束を持った人たちがおおぜい寄ってくれてありがたかった。常連さんが異動のありなしを知らせに来てくれるのもこの時期特有のことで、さびしくなったりほっとしたりしている。今年もやはり、何人か遠くへ離れてしまう人があり、さびしい。3/24(土)。クロストークの楽屋ライブ。キーボードのちはるさんとアルトサックスの水橋さんのおふたりによるジャズデュオで、楽屋では2006年に日曜版の形で一度演奏していただいたことがあるだけで、正式なライブとしては初めて。水橋さんいわく、クロストークということばには「おしゃれな会話」という意味があり、ピアノとサックスでおしゃれな会話ができたらという思いで命名したとのことだが、おふたりのアドリブの応酬は、おしゃれなどということばは似つかわしくないほど打々発止の激烈もので、重厚な聴きごたえがある。曲もなじみのあるスタンダードが中心で、純粋にジャズという音楽を楽しめたひと時だった。
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