Steve Jobs 1955-2011

10/4(火)。旧友すぎピー、アンニャと新潟駅南の「大翔龍」。仕事が忙しいせいか、少し元気のないすぎピーだったが、久しぶりに一緒に飲めてうれしかった。「大翔龍」は、新潟出身の元力士の大翔龍がご店主のとても評判のよいちゃんこ屋だが、実際に味も接客もすばらしく、人気があるのがよくわかった。ちゃんこの量が力士基準とのことで、1人前が2人前なので、3人で1.5人前のちゃんこを定番というしょうゆ味で注文。鶏、豚、鮭、エビ、つくね、あぶらげ、もろもろの野菜、〆のラーメンとボリュームのある鍋に、十分腹がくちくなった。からあげやサラダなどの鍋以外の品々もうまい。酒がちと高めだったが、また行きたい店になった。寒くなってからのちゃんこはいっそううまいと思う。ご店主大翔龍氏がまた印象的で、非常に大柄ながらとてもやさしい感じの人で、帰る際には自ら丁寧に入口まで見送ってくれた。しかも、行く前に空いているかどうか確認しただけなのに、ご予約のお電話代ですと言って大入袋に入った10円を渡されたのには驚いた。はじめから終わりまで、本当に気持ちのいい店だった。10/5(水)。昼、古町キングコングで久しぶりの猟盤。だいたいいつも、まったく何も買わないか、1枚決まるとほかにも数枚買ってしまうかどちらかだが、オーネット・コールマン「ラブ・コール」を見つけてから、結局後者のパターンになってしまう。ピンクフロイド「アニマルズ」が800円、ドアーズ「ソフトパレード」が900円(ともにライナー付きの見開き日本盤)とうれしい発見あり。さらにレジカウンターうしろに鎮座していたニルバーナの帯つき日本盤「ネバーマインド」も迷ったあげく購入決定。予定外の出費となってしまったが、「いつまでもあると思うな親と金とレコード」という金言を盾に、機嫌よく村上にもどる。10/6(木)。朝のラジオでスティーブ・ジョブズの訃報。2007年よりパソコンをWindowsからMacに変えて以来、わたしはappleのファンとなった。appleの創業者スティーブ・ジョブズの発表するものは、どれもがずば抜けて洗練されたデザインで、身近にあるだけでほれぼれするものばかりだ。初めてiMacを手にしたとき、今まで使っていたWindowsが安っぽいおもちゃのように感じてならなかった。以来、極小音楽再生装置iPod Shuffle、携帯電話とパソコンが合体したiPhoneと、わたしの生活は次第にapple化していった。スティーブ・ジョブズがわたしの生活を変えたと言っても過言ではない。これからもMacのある生活は続くと思うが、大黒柱を失ったappleは、今後どうなって行くのだろう。そしてこれからどんな製品を出していくのだろうか。本当に残念な、早すぎる死だ。

楽屋 GAKUYA

お酒とコーヒーと音楽の店【楽屋】です。 ホームページの引越しをしました。 新しいアドレスは以下の通りです。 よろしくお願いいたします。 https://ekimae-gakuya.jimdofree.com