米沢歩き
6/12(火)。福島に近づくべく、小国駅から米沢駅まで歩く。歩行距離:51.3km、所要時間:11時間22分。朝7時、弟の車で送ってもらい小国駅着、すぐ歩きはじめる。くもりで歩くにはちょうどいいが、少し風が強い。おもに国道113号線を歩くが、ときたま脇道にそれて静かな道を歩く。今回もやはりトンネルがいくつも通らなければならなかったが、きちんと歩道もついていて、難なく通過することができた。朝篠トンネルと遅越(おそのごえ)トンネルはくぐらずに、迂回路になっている細い山道を歩く。途中、本当に113号線にもどれるのだろうかとも心配になったが、この山道がとても気持ちよかった。橋と川も多く、山あいを流れる横川や間瀬川には、とくに釣り心がくすぐられる。飯豊町の手ノ子駅前に見つけた食堂「いわはなや」で12時半ころ昼休憩。ごくごく普通のしょうゆラーメンがうまい。113号線を道の駅いいでから右におれて、諏訪峠を越えて川西町入り。国道287号線から米沢市に入り、あまり面白味のない道をひたすら歩き、ようやく米沢の町なかに到達。何度かながめたことのある最上川をわたって、米沢に来た実感がわく。18時半、米沢駅にゴール。今回は予想よりずいぶん距離があり、結局はじめて50kmを超える歩き旅となったが、無事に歩けてほっとした。夜は、駅前の焼肉店「みよし」でサッカーの試合を観ながら焼肉をつつく。網ではなく鉄板で焼くので、少々ぼけっとしていてもこげないのがいい。米沢牛は、やっぱりうまい。地元米沢の酒、沖正宗を初めて飲む。普通酒もいいが、生酒がとくにうまい。お店の人の接客もあたたかく、ゆっくりくつろぐことができた。話にしか聞いたことのなかったジャズ喫茶「アニバーサリー」を探しにでかけるも、見あたらず。くまさんに教えてもらった餃子の店「江戸久」で軽く飲みなおして、宿に帰って11時くらいには即寝。車両が新しくなってちょっと味気なくなったが、何時間かにいっぺん電車が通るとつい見入ってしまう米坂線。
小国からふたつめの伊佐領駅。とても小さな無人駅。
国道113号線の綱取橋からながめた横川。
トンネルとトンネルの間に突如あらわれた片洞門休憩所。ひきたてのコーヒーがとてもうまかった。
1335mある新宇津トンネル。新しいトンネルなので広い歩道がついていて、まったくこわくない。
新宇津トンネルの中で飯豊町に入る。
飯豊町と川西町の境にある諏訪峠。1878年、イザベラバードという英国女性が歩いた十三峠のひとつらしいが、その人が何者なのかはわからない。
川西町の中心地、小松にある羽前小松駅。井上ひさしの出身地らしい。
米沢まであと9kmとの看板を見つけた時点で40km以上歩いていたので、今回は50km超えだなと覚悟する。
すばらしい同盟会があるものだと感激。ぜひとも早期実現をお願いします。
川西町と米沢市の境にある中郡(ちゅうぐん)駅。何だかすごい形だった。
18時半、米沢駅にゴール。明るいうちにつけるとうれしい。
駅前にある「ホテルおとわ」。由緒ある宿らしいが、泊まったのは右側のビジネスホテル風の部屋。素泊まり2980円は格安だった。
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