沖縄をおもう

5/14(月)。とがっちゃんに差し入れていただいたシオデをゆでる。「山のアスパラガス」とも言われているシオデは、アクもクセもなく、さっとゆでるだけでおいしく食べられる。天ぷらや炒めものもうまいらしい。この時期は山菜やタケノコをあちこちからいただく機会があり、とてもありがたい。とがっちゃん、ごちそうさまでした。5/15(火)。沖縄の施政権が米国から日本にもどって40年になる。40年経った今でも、米軍は居すわり、日本は振興策などと言ってカネをばらまいて沖縄に基地を押し付けている。沖縄から米軍がいなくならない限り、沖縄は真の自立などできないし、日本との対等な関係もきずけないと思う。当の沖縄が基地をいらないと言っているのだから、基地はなくす。こんなあたりまえのことができないのは、いまだ日本との間に「上下関係」があるということであり、その日本もまた、米国との間に「上下関係」があるということ。それが良好な上下関係ならまだしも、この三者の関係は、3年生にいじめられている2年生が1年生をいじめている構図のようだ。しかもその3年生は1年生に暴力までふるっている。いや、年は同じはずなので、ジャイアン、スネ夫、のび太の関係の方が似ているかもしれない。まだしばらくはこんなマンガのようないじめが現実に続くのかと思うと、とても悲しい。午後から新潟。TJOY万代でアンニャと「テルマエ・ロマエ」を観る。タイトルはラテン語で「ローマの銭湯」というような意味らしい。古代ローマの風呂作りの技師がひょんなことから現代日本にやってきて、日本の風呂文化に驚き、ローマの浴場を改革していくという、何ともハチャメチャな話ではあるが、とても楽しい映画だった。古代ローマのシーンもなかなかリアルだし、現代日本とのギャップがまたおもしろい。それに何と言っても風呂技師役の阿部寛の演技がすばらしい。「死刑台のエレベーター」リメイク版、「ステキな金縛り」での演技もよかったが、ほとんどが裸という今回の主役も、体つきからして実に見事だった。ああいう体を作るには相当な苦労があると思う。あの肉体美に彼の役者魂を見た思い。

楽屋 GAKUYA

お酒とコーヒーと音楽の店【楽屋】です。 ホームページの引越しをしました。 新しいアドレスは以下の通りです。 よろしくお願いいたします。 https://ekimae-gakuya.jimdofree.com