楽屋杯争奪麻雀大会

5/12(土)。朝日新聞のコラム「作家の口福」で、今年芥川賞をとった円城塔が「しりしり」という沖縄の家庭料理をえらく絶賛していたので、それほどまでに薦めるならひとつ試してみようと思い立ち、その「しりしり」を作ってみた。結果、本当にうまい。びっくりした。にんじんの千切りを炒めて、ツナ缶とときたまごを加えて、塩コショウめんつゆで調味するという、いたってシンプルな食べものだが、にんじんとはこんなにうまかったのかと思うほどうまい。「しりしり」とは、沖縄のことばで「すりすり」というような意味で、すりおろし器で千切りを作るときの音を表したことばらしい。沖縄の食文化は本当に奥が深い。5/13(日)。福来軒の2階座敷にて、第13回楽屋杯争奪麻雀大会。今回は田植えの時期ということもあり、参加可能人数が少なかったため、8人2卓でのこじんまりとした大会となる。ギスケくんが堂々2回目の優勝をかざる。上位常連の天井くんが2位につけ、前回より参加の土田くんが3位と初入賞をはたす。ありがたいことに今回も副賞が華やかとなり、いつも協賛いただいている酒田やの拓ちゃんから「いちごわらび餅」を3名に、クリーム店主mieさんからは息子さんの名を冠した「吉田尚人賞」としてヱビスビールの6缶パックを差し入れていただいた。楽屋杯の参加メンバーだった尚人くんが夭逝して、6月25日で3年になる。我が家で飲みながら卓を囲んで大勝ちしていた尚人くんがなつかしい。拓ちゃん、mieさん、ありがとうございました。ちなみにわたしの成績は6位とまったくふるわなかった。帰宅後、また「しりしり」を作って夕食。やっぱりうまい。

楽屋 GAKUYA

お酒とコーヒーと音楽の店【楽屋】です。 ホームページの引越しをしました。 新しいアドレスは以下の通りです。 よろしくお願いいたします。 https://ekimae-gakuya.jimdofree.com