選挙がおわり、平静もどる

4/16（月）。村上市長と市議会議員の選挙が15日におわり、結果が出る。市長選は、圏域をひたすらひとりで歩いて支持をうったえた斎藤寿明氏が、現職の大滝平正氏に敗れる。選挙公報を見ても何をしたいのかよくわからず、かなりうさんくさいところがありながらも、徹底した孤立無援型完全徒歩街宣という原始的な戦術が興味深かった斎藤氏だったが、いかにも選挙らしい組織戦を展開する現職にはおよばなかった。それにしても、大滝氏の29791票に対する斎藤氏の9247票というのは、真の支持票、大滝氏への批判票、あやしさに対する好奇心票と、いろいろな意味があると思うが、意外と斎藤氏の健闘ぶりがうかがえる結果だったと思う。市議選は、31人が立候補して、26人の当選、5人の落選。現職で再選をはたした人がほとんどの中、新人で初当選した人、元職で返り咲いた人もいて、喜びもひとしおだったことだろう。ようやくまた街が静かになったのはいいが、当選したあとにこそ、車で「ありがとうございました」とまわればいっそう誠意が伝わるのではないかなあと、やはり選挙のたびに思う。