オグリエ、デビュー

5/26（日）。大相撲夏場所、千秋楽。今場所に入って一皮むけたような感じのする大関稀勢の里が1敗で全勝の横綱白鵬を追うという、久しぶりに楽日までおもしろい展開となるものの、その稀勢の里が琴奨菊に完敗して、結びを待たずにあっけなく白鵬の優勝が決まる。白鵬は結びで日馬富士を下し、二場所連続の全勝優勝。白鵬の優勝は25回目で、朝青龍に並ぶ歴代3位タイ。歴代1位である大鵬の32回まで、あと7回となった。28歳の白鵬なら、この大記録も塗りかえられるのでないだろうか。というより、塗りかえられるのは白鵬しかいないと思う。連勝記録も30とまた伸びてきたので、双葉山の69連勝にも再挑戦してほしい。横綱というのは、昔からファンもアンチも多くいたような気がするが、この白鵬は、きらわれる要素があるのかと思うくらい、みなに好かれ、尊敬されうる立派な大横綱だと思う。一方、体つきならまさに横綱の稀勢の里は、来場所が綱取りになる可能性もある。はたして横綱になれるだろうか。夜、楽屋生音日曜版で、riekoさんの歌とオグリンさんのクラシックギターによるデュオ。今回もおふたりの演奏を聴きに、多くのお客さんに来ていただいた。おふたりの集客力に感謝感激。今回より、「オグリエ」というデュオ名で活動を開始するというriekoさんの宣言あり。こういう安直感ただようシンプルなネーミングもなかなかいい。オグシオのような名コンビになっていただきたいと思う。オグリエとなったおふたりは、「夜来香」や「港の見える丘」など、今回は往年の歌謡曲をしっとりと聴かせてくれた。中島みゆきシリーズとはまたちがった趣きの、戦中戦後あたりを思わせるような歌々。毎回新たな曲を披露してくれるおふたりのこれからの演奏が楽しみ。