寅酌〜類酌
7/26(火)。楽屋定休日。どこにも出かけず家でひとり寅酌。松坂慶子1回目のマドンナ作で、わたしの中ではかなり下の方にランクされる「浪速の恋の寅次郎」をあえて観てみたが、やはりだめだった。何度観ても虫ずが走る。こてこての上方芸人が大勢出ていて、好きなシーンもいろいろとあるにはあるが、松坂慶子ふんするおふみの残忍非道ぶりはどうしてもゆるすことができない。いったい山田洋次にどういう意図があったのか、誰かに解説してもらいたい。気分を転換すべく、「酒場放浪記」を観ながらの類酌に変更。長岡の飲み屋に来ていたが、あいにくそれほどそそられる店ではなかった。有名になってきたせいかどうかわからないが、何だかこのところ吉田類氏が過分にチヤホヤされているような気がする。「魚武」のジャンボさんのようなどーんとした接客こそ、本来の酒場放浪記向きなのではないかと、ふと思った。ジャンボさんオリジナルの逸品、キスの梅肉揚げを吉田類氏に食べていただきたい。
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