楽屋生音月曜版2

4/4（月）。楽屋生音月曜版でmieさんの弾き語り。前回同様、たくさんのお客さんが聴きに来て下さり、またとても盛り上がった。mieさん、来ていただいたみなさん、ありがとうございました。今回も全編mieさん独自のアレンジによる浅川マキ楽曲集だったが、今回は新曲が2曲披露され、これがまたすばらしかった。浅川マキのデビュー曲「夜が明けたら」と、浅川マキの数ある名カバーの中でもわたしは最高傑作だと思っている「朝日楼」。「夜が明けたら」は弾き語るにはとてもむずかしい曲だとずっと思っていたが、mieさんはその曲をまたもや完全に自分のものに消化して、のびのびと歌っていた。萩原信義と杉浦芳博による2本のギターの伴奏で歌われた名バージョンの「朝日楼」を、mieさんはひとりで弾き語る。これはすごい。わたしにとって、もっとも思い入れが強い曲なだけに、初めてCreamで聴いたとき、酔いがさめるほど衝撃的だった。はっきり言って、ちあきなおみの「朝日楼」より、mieさんの「朝日楼」の方がわたしはずっと好きだ。アンコールはやや残念な結果に終わったが、緊張気味だった前回より、ずっと落ち着きがあってmieさん自身も楽しそうだったのもよかった。次回の月曜版が待ち遠しい。