9月の楽屋と店主

9/4(火)。
秋田から八郎潟まで歩くべく、夕方秋田入り。強力な台風が北上してくるということで今回の歩きは中止かなとも思ったが、歩く予定の水曜日には行ってしまうと聞き、決行することに。夕方、秋田駅前「からす森」でフライング。夜、友人と落ち合って「ふるまち」。しめに大町「紀文」。このころちょうど台風が来ていたようで、強風にあおられ傘がめちゃくちゃになる。
9/15楽屋ライブのあと、9/17「ふるまち」で十紀夫さんライブが初開催。
紀文のあっさりラーメン「千秋(せんしゅう)麺」。
9/5(水)。
朝、秋田駅から歩き始め、八郎潟駅を目指す。台風が来てたのかと思うほど、気持ちいい快晴。途中、ちょうどいい昼の時間にケンちゃんラーメン秋田店に通りかかり、小650円。相変わらずのうまさ。
13:30、金足農業高校。閑静な住宅街の中の、どこにでもありそうな高校が、あれほど甲子園をわかせたのだからすごい。火曜の昼にもかかわらず、校門に車で駆けつけて写真を撮って行く人がたくさんいて驚く。わたしもそのひとり。
おそらくあきたこまちだと思われる非常にうまそうな稲穂をながめながら、たんぼ道を歩く。
18:03、八郎潟駅にゴール。歩行距離:34km。所要時間:8時間37分。実質歩行時間:6時間12分。駅前の佐藤旅館に投宿すると、優しい女将さんが風呂をわかしていてくれて感動。ちょうどこの日、金足農業エースの吉田くんが韓国戦で先発するというので、酒と肴を買い込んで部屋で試合を観ようと思ったら、テレビ中継なし。つまらない番組をつけながら、ちびちび飲んで、早々に休む。
街のいたるところに金足農業の健闘をたたえる紙が貼られている。
ベテラン力士、豪風の碑。
農道を歩くのはとても気持ちいい。
今ではあまり見なくなった、昔ながらの薬屋。
駅から100mもない距離にある佐藤旅館。
秋田県湯沢市で作られている甲類焼酎。炭酸割りにして飲んだらうまかった。
9/6(木)。
朝、北海道で大地震発生のニュース。今年になってから自然災害がやたらと多い気がする。寒波に酷暑、台風に地震。まるで地球が悲鳴をあげているようだ。
昼すぎに村上にもどり、楽屋を開く。静かな夜。

9/7(金)。
新聞に、「男はつらいよ」の第50作の制作発表の記事。正式なオリジナル作品は48作で、49作目に数えられているのが「男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花特別編」だと思われるが、この特別編は、ほぼ第25作「寅次郎ハイビスカスの花」の映像がそのまま使われていて、49作目に数えるのは無理があると、わたしは思う。それはいいとして、果たして50作目がどんな作品になるのか、とても楽しみなところだ。

夜、帰宅してから「人魚に会える日。」のDVDを観る。現役大学生が撮った2016年の作品。沖縄の若者たちの基地問題に対する様々な考え方が描かれていて、考えさせられる。

9/9(日)。
「村上個人囃子」こと菅原さんによる楽屋生音日曜版。レオンラッセルの名曲「マスカレード」が飛び出してびっくり。演歌からポップス、はたまたジャズまでと、菅原さんの守備範囲の広さにはいつも驚かされる。精力的に活動の場を広げる菅原さん。新潟でのストリート演奏に挑戦されるとのこと。12月23日に計画している日曜版デラックスの参加要請にも快諾していただいた。これからどんなレパートリーが増えて行くのか楽しみだ。
9/11(火)。
午後から新潟。シネウィンドにて、「ラスト・ワルツ」を観る。1976年のザ・バンドの解散ライブ映像に、インタビューも交えてドキュメンタリー化された作品。ずいぶん前にVHSで観たことがあったが、ほとんど記憶がなく、改めて観た。映画館の大音量で聴くザ・バンドはじめ、ゲストミュージシャンの演奏は、実に素晴らしかった。とてもシンプルなロック・バンド、ザ・バンド。楽屋にはザ・バンドのレコードがベスト盤1枚しかない。オリジナル作品も仕入れたいと、映画を観て思った。
9/12(水)。
午前、シネウィンドにて、「マルクスエンゲルス」を観る。マルクスとエンゲルスの青年期を描いたドイツ・フランス・ベルギーの共同作品。彼らの著作はいっさい読んだことがないが、ふたりの関係がよくわかり、「共産党宣言」が生まれる過程までが描かれていて、ちょっと本を手にしたくなる。理解できる自信はないが。

9/15(土)。
ギタリスト打田十紀夫さんの楽屋ライブ。数えてみると、今年で12回目となる十紀夫さんライブ。村上に来てくれる十紀夫さんと、毎回ライブに足を運んでくれる皆さんに感謝。今回は三重県よりわたしの学生時代の同級生も遠路はるばる駆けつけてくれた。彼女はやはり三重出身の十紀夫さんと同じ高校を出ており、ふたりは三重の話で盛り上がっていた。
今年で還暦を迎えた十紀夫さんは、相変わらずエンターテイメント精神旺盛で、プロレスネタがやや少なかったような気はするものの、流麗なギター演奏と軽妙なトークで場内を大いにわかせた。
9/16(日)。
午後、三面川河口にてハゼ釣り。家で中日の相撲を観ながら、ハゼのから揚げなどを夕食にいただく。年に一度は味わいたい旬のハゼ。もう一度くらい味わいたい。

佐藤三良さんによる楽屋生音日曜版。この日は急きょフラガールの飛び入り参加があり、2曲ほどフラダンスとウクレレ弾き語りの共演が実現した。これが素晴らしかった。この日ハワイアンが演奏予定になかった三良さんには臨機応変に対応していただき、即席の共演とは思えないくらい演奏と踊りがマッチしていた。楽屋にたまに飲みに寄ってくれるフラガールさん、またぜひ踊りにも来て下さい。素敵なダンスをありがとうございました。
9/18(火)。
午後から新潟。新潟にしばらく滞在していたカルメンのお母さんがそろそろ帰るので、駅南の「鉄板焼Ekyu」にて送別会的に小さな宴を開く。今までお母さんとはあまり話したことがなかったか、静かながらも凛とした素敵な女性。近くのジャズバー、「モンクスムード」に皆でハシゴ。初めて入ったが、気さくなマスターが迎えてくれる居心地のいい店だった。ライブも頻繁にやっていて、いずれ聴きに来たいと思う。

9/19(水)。
気に入りのクロスバイクがパンクしたので、庄内町の栗山輪店に修理をお願いして、完璧になおった状態で配達してもらう。いつでも連絡すればすぐ取りに来てくれて、配達もしてくれる、何ともありがたい街の自転車屋。うちのバイクや自転車の主治医は、栗山輪店。

9/22(土)。
大相撲秋場所14日目。千秋楽を待たずに、白鵬が41回目の優勝を決める。同時に幕内1000勝という大記録まで樹立。品格などが指摘されることの多い白鵬ではあるが、これほどことごとく記録を更新し続ける大横綱は、この先出ないのではないだろうか。

静かな楽屋。アンニャの教え子が家族と一緒に村上を訪ねて、楽屋にも寄ってくれた。うれしい再会の夜。

9/23(日)。
大相撲秋場所、千秋楽。白鵬が全勝して優勝に華を添える。郷土力士、豊山は前頭2枚目の自己最高位で臨んだ場所だったが、3勝にとどまり、上位に跳ね返された。それでもいい相撲は取っており、しかもまだ25歳。これからに期待したい。

村上ボッサクラブのお三方による楽屋生音日曜版。ドラマー茶さんの指もだいぶ回復してきたようで、以前と変わらぬ見事な演奏を聴かせてくれた。アンコールの「ブラジル」が、やはり村上ボッサクラブの真骨頂だと思う。
9/24(月)。
日本そばをパスタ風に食べるというおもしろいレシピを試す。ゆでたそばを油でさっと炒め、めんつゆとコーヒーフレッシュで味つけして、きざんだシソをのせて完成。キノコとタマネギも入れてみた。食べてみると、これがなかなかうまい。簡単なのでちょくちょく作りたい。
夜、プログレが好きなお客さんが数人いらして、キング・クリムゾンの「レッド」と「クリムゾン・キングの宮殿」を聴く。皆さんそれぞれとても詳しく、いろいろなうんちく話を楽しく聞かせてもらう。楽屋に未だないイエスとジェネシスを、仕入れたいと思う。

9/26(火)。
家でおとなしく晩酌。あては、山田洋次の1986年の作品「キネマの天地」。観たはずだったが覚えてなく、改めて観てみると、これがなかなか良かった。「写真」「活動」「映画」と、映画に対するさまざまな呼び名がこの作品で使われているが、どう使い分けてるのかよくわからない。

9/28(木)。
今季最初で最後の渓流釣りに出かける。本命のイワナやヤマメにはいっさい会えなかったが、やさしいアブラハヤが遊んでくれた。弁当を持って行き、川辺で食べる。魚が釣れなくても、渓流には癒される。来年はもっと出かけるつもり。
9/30(日)。
村上トライアスロン大会。台風に備えて、3種目ともに半分に縮小された大会になったが、アンニャ参加のリレーチーム「Crazy Girls」も健闘。いつもの時間よりずいぶん早く終了したが、何はともあれ無事に終わって何より。この大会を見ると毎回いい刺激になる。病気持ちのため走れなくなったのは残念だが、運動をもっとしたいと思わせてくれる貴重な機会となる。
恒例の打ち上げも、いつもより早く始まり、参加者、応援者などなど、楽屋に集まり、大いに盛り上がった。手伝ってくれたアンニャ、カルメン、リカさん、ポールに感謝。また来年の大会も楽しみ。

楽屋 GAKUYA

ジャズなどのレコードをまわしながら、 村上駅前でひっそりと営業してます。 席料なしの明朗会計。 夜中にコーヒー1杯でもお気軽にどうぞ。 Jazz, Blues, Soul, Bossa Nova, Folk, and Rock.