八郎潟〜能代

10/2(火)。

月一回の歩き旅、日本海北上編、今年度第9弾。能代まで歩くべく、今回の出発点である八郎潟に向かう。昼、余目で途中下車して、ケンちゃんラーメン余目店(通称アマケン)で小盛。ピロピロ度十分の極太平打ち縮れ麺。しばし小麦粉快楽にひたる。小盛で腹十分目オーバー。650円也。余目駅前を初めて歩く。渋い食堂が何軒かあり、気になる。

いなほに乗り、秋田を経由して、夕方八郎潟入り。前回と同じ宿、駅前の佐藤旅館に着くと、女将さんと旦那さんが前回同様やさしく出迎えてくれた。風呂でさっぱりしたのち、近くの寿司屋「真つり」へ。カウンターにまぜてもらい、高清水の燗。初めて聞く名前のキノコのお通しがうまい。「ぐ」がついていたような記憶あり。刺身やあなごの山椒焼き、ホヤとコノワタの塩辛という「バクライ」などなど、酒がすすむ肴ばかり。常連さんの持参品のおすそ分けがあり、感激。一見ハタハタかと思ったら、コマイの一夜干しだった。コマイと言えば、カチンコチンにかたくてしょっぱい干物を焼いたのしか食べたことがなかったが、いただいた一夜干しは身がふわふわしていて、とてもうまかった。のりさん、ごちそうさまでした。コマイは漢字で「氷下魚」と書くが、この漢字ならワカサギの方がふさわしいと思う。常連さんや旅の方、店のご夫婦とあれこれ話が盛り上がり、実に楽しい夜となる。21時に寝るつもりが、あまりの楽しさに22時半ころ就寝。佐藤旅館と真つりを目指して、また八郎潟に行きたい。

10/3(水)。

6時に宿を出る。駅前のローソンで、のり弁当と宿でいただいたバヤリースオレンジ。しばらく住宅街を歩き、八郎潟とつながる東部承水路ぞいの農道に出る。東部承水路という名前が何だか味気ないが、大きな川を眺めながら歩くのは気持ちがいい。

9時半、三種町「じゅんさいの館」で小休止。巨大なマイタケや玉のついたミズなど、地物の野菜が数多く売られている。「No Junsai No Life」というTシャツあり。強烈なジュンサイ愛に、思わず笑いが出る。村上も見習って、「No Salmon No Life」というTシャツを作ったらおもしろいかもしれない。

国道7号線をはずれて、静かな道へ。ここから能代市街地までの道がとても歩きやすかった。大きな角助沼やジュンサイ摘み体験の沼、真っ赤なりんごが実っている果樹園などを眺めながら、農免農道を快適に歩く。

12時すぎ、能代市入り。やや道も大きくなり、車の往来も多くなる。睡眠充分かつ早朝の出発は快適に歩けるものだと喜んでいたのもつかの間、30kmを過ぎたあたりから少し脚が痛みだし、体力不足を実感する。

13時半、能代駅にゴール。歩行距離:34km。所要時間:7時間24分。実質歩行時間:6時間20分。想像したよりも、やや地味な印象の能代駅前周辺。繁華街は駅から少し離れているようだ。次回の前泊で、能代の町を散策するつもり。

ゴール後すぐ、駅近くの銭湯「巴湯」で汗を流す。350円で昼から入浴できる貴重な銭湯。数人のおじいさんとともに熱いお湯に浸かり、癒される。レトロな外観に、村上の映画館「銀映」を思い出す。

能代在住の友人が駅まで来てくれ、能代みやげを渡された上に東能代まで送ってもらう。秋田の待ち合わせ時間に稲庭うどんを食べて、いなほで秋田からまっすぐ村上へ戻る。駅でにかほの酒「飛良泉」を買い、いなほの車中で能代みやげの宴。もち米をシソで漬けたご飯の漬物「赤ずし」や、ジュンサイの館で見つけた玉つきミズの漬け物など、能代ならではのつまみを堪能する。こんずくん、ありがとう。

楽屋 GAKUYA

ジャズなどのレコードをまわしながら、 村上駅前でひっそりと営業してます。 席料なしの明朗会計。 夜中にコーヒー1杯でもお気軽にどうぞ。 Jazz, Blues, Soul, Bossa Nova, Folk, and Rock.