第39回大栗田十里遠足

11/3（水）。村上野道クラブ主催の「大栗田十里遠足」。今年5月に続いて4度目の参加（コースは5月の日記参照）。好天に恵まれた5月4日とはうってかわっての悪天候の中、今回も約10時間かけて42km歩く。途中、雨、風、あられに見舞われたが、降ったりやんだりだったので、何とか持ちこたえることができた。慰労会の次に楽しみな峠での昼食時には日がさしてくれて助かった。今回は峠の休憩時に靴下をはきかえて足を乾燥させなおしたので、水ぶくれができずに最後まで快適に歩くことができた。足の疲労も回をおうごとに少なくなっているように思う。この距離をいつかきちんと走りたいと、先月の新潟シティマラソンの失敗を思いながら歩いた。今回も慰労会はわが町内飯野桜ヶ丘の「たき新」。こうした慰労会のことを「はばきぬき」と言うが、大栗田十里遠足のあとにはとくにぴったりのことばだと思う。「はばき」とは長旅の際にすねにまきつける布で、今で言うきゃはんやゲートルのこと。旅から帰ってきてはばきをぬいでくつろぐという意味で「はばきぬき（ぬぎ？）」というらしいが、何とも味のあることばだ。この「はばきぬき」での料理がまたすごかった。生まれて初めてのマグロのカブト焼き。少し脂っこかったが、とてもうまかった。食べたいという人の少なかった目玉のまわりのゼラチン質部分も思ったよりでろんでろんではなく、わりとしっかりしていて想像以上にうまい。燗酒がすすんでしかたなかった。有志でやはり飯野桜ケ丘の名店「むらさき」へ流れ、さらに盛り上がる。ほどよい疲れが足に残る楽しい1日だった。大栗田十里遠足。是が非でも毎回参加したい。村上野道クラブ主幹で楽屋の常連さんでもある佐藤さんのブログ「村上の野歩」にも様子が紹介されているのでぜひご覧下さい。9:00　関川村蛇喰（じゃばみ）着。
蛇喰を流れる女川
9:25　関川村中束（なかまるけ）着。
10:40　田麦橋から見た紅葉と藤沢川。
13:50　大栗田から門前へ向かう山道は絶景の連続。
14:45　村上市門前着。名刹耕雲寺を見学。
16:20　スタート地点の山辺里橋に戻りついてゴール。
マグロのカブト焼き（目玉くりぬき済み）。
むらさきにて2次会。遠足を完歩したカールもとても元気。