トリオ・ザ・ハワイアン、デビュー。

　11/14（日）。つぼいさん（ウクレレ）、三良さん（歌とギター）、茂さん（スチールギター）という編成の「トリオ・ザ・ハワイアン」による楽屋生音日曜版。「北越後ブルーハワイアンズ」という6人組のバンドの中から、アコースティック部門で結成されたトリオで、このトリオでは初めての公開演奏となった。名前の通り、ハワイアンの曲を披露してくれたが、これがとても新鮮でなかなかよかった。ウクレレの音は本当になごむ。目立たないリーダーつぼいさんだが、音色の存在感はばっちり。フレットのないスチールギターを横にしてひざの上にのせ、ボトルネックでテュウィーンという音をかなでる茂さん。この音がますますハワイ度を高める。そして三良さんの歌。このごろ値上げに対抗して（？）たばこを再開し、ますます声が出るようになったという三良さんだが、たしかによい歌声になっていると思う。不思議だ。寒い夜に聴く南国の歌というのもおつなものだった。おまけに三良さんと茂さんのデュオ「損な間柄」としても2曲披露してくれて、さらに場内がもりあがる。お三方の集客力のおかげで大入りの日曜版となり、ありがたい限りだった。つぼいさん、三良さん、茂さん、ありがとうございました。またの演奏を楽しみにしております。