コマさん～mieさん

2/14（月）。旅人コマさんご来店。今回も酒やラーメンなどのおいしい旅の話をたくさん聴かせていただいた。今回は広島、島根、鳥取、京都、福島などの話で盛り上がる。尾道ラーメンなるものにそそられる。京都に行ってきたばかりだというのに、またもや旅心がうずく。前回同様、わたしの選盤は今ひとつだったが、ホーギー・カーマイケルの歌声に聴き入って下さったのはちょっとした救いだった。コマさん、いつもありがとうございます。楽屋生音月曜版で、mieさんによる浅川マキの弾き語り。浅川マキをこよなく愛するmieさんならではの独自のアレンジで、往年の名曲を弾き語ってくれた。「別れ」「少年」「こんな風に過ぎて行くのなら」「あの娘がくれたブルース」「港の彼岸花」「ちっちゃな時から」と、どれも浅川マキ70年代の名曲であり、わたしも大好きな曲ばかり。浅川マキのような唯一無二の歌い手の曲を歌うのは、そう簡単なことではないと思う。しかも彼女の自曲に対する思い入れの強さを思えば、とてもたやすく歌う気になどなれない。70年代に浅川マキを生演奏で体験して、長年彼女を思ってきたmieさんは、見事に自分の中で浅川マキを消化して、決してコピーではなく、まったく自分の歌、自分のギターで弾き語った。浅川マキに対する畏敬の念が伝わるほど、心のこもった弾き語りだったと思う。mieさんの歌を聴きながら、浅川マキに聴いてほしい・・・とふと思った。