全日本選手権を堪能す

1/18(水)。仕事で村上をはなれているしゅんぺくんが久しぶりに寄ってくれ、お互い最近聴いている音楽のことをあれこれ話す。最近あまり開拓していないので、しゅんぺくんの話を聞いているといい刺激になる。また猟盤に出かけたくなった。持参のCDで聴かせてもらったファラオ・サンダースの「ラブ・イン・アス・オール」をとりあえず仕入れたい。1/19(木)。mieさんが楽屋で弾き語った映像がyoutubeにアップされていると聞き、さっそく探してみると、すぐに出てきて驚いた。浅川マキを歌った月曜版の模様で、歌もよく撮り方もよく、なかなかいい映像だった。mieさんの歌を評価するコメントもいくつかあり、わたしまで何だかうれしくなった。アップしてくだすったtotoroさん、ありがとうございました。2月13日に予定しているmieさんの月曜版がまた楽しみ。1/20(金)。大相撲初場所で、把瑠都が早々に優勝を決める。白鵬が3敗とふがいなかっただけに、ラッキーという感じは否めないが、とにかく初優勝はめでたい。綱取りをかける来場所はなかなか今場所のようにはいかないと思うが、今回の優勝で油断せずにがんばってほしい。ごひいき力士、安美錦の前頭筆頭で9勝をあげる活躍もすばらしかった。1/21(土)。全日本卓球選手権女子単で、福原愛が初優勝。昨年の王者、石川佳純との人気者同志の決勝となったが、ふたを開けてみれば愛ちゃんの圧勝だった。今23歳の愛ちゃんは、何と卓球を始めて20年、全日本に出場して13年という。期待されながらもなかなか全日本がとれず、年々周囲の期待がうすくなってきたので気が楽になったと話す愛ちゃんだが、それでもプレッシャーは相当なものだったにちがいない。これでようやく名実ともに日本一になったわけだが、これからは世界でさらに活躍してほしいと心底思う。1/22(日)。全日本卓球選手権男子単で、吉村真晴が初優勝。6連覇はかたいと思われた世界ランク9位の水谷隼に、まだインターハイでも優勝したことのない高校3年生の吉村が、初めて挑む全日本の決勝で勝つというのは、これはかなりの大事件と言っていい。序盤からびしばし攻め続け、吉村が2セット先取するというまったく想像しえなかった展開に、もしやこのまま吉村が?とも一瞬思ったが、そこはさすがの水谷、きちんと挽回しはじめ、結局3-3のフルセットまでもつれこむ。そして最終7セット目、10-7と水谷がマッチポイントをにぎって、やっぱり水谷だよな、そりゃそうだ、しかし吉村もがんばったなあ・・などと思っていると、そこから何と吉村が3本連取してジュースまで持ち込むではないか。これには本当に驚いた。こうなるともう水谷は精神的ダメージが大きすぎる。勢いに乗った吉村がさらに2本とり、見事な逆転勝利と相成った。いやはやこんなすごい試合を観たのは久しぶりだった。しかし水谷にはさぞいい経験になったことだろう。高校2年から5年連続で優勝し続けた彼には、おごりというか、ちょっといさったところがあったので、今回なめた苦汁をかてにがんばりなおしてほしいと思う。まだ18歳の吉村がこれからどれほど強くなるのかも、もちろん楽しみなところ。ちなみに彼の名前は真晴と書いて「まはる」と読むらしい。

楽屋 GAKUYA

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