「流しの時間」あらため「楽屋生音日曜版」

10/29(土)。高校時代の卓球仲間だった同級生4人組が飲みに来てくれて、楽屋閉店後わたしも加わって昔話に花が咲く。わたしたち村上高校卓球部は、それはそれは熱心に練習に励んでおり、卓球はまちがいなく高校生活の時間の大部分を占める特別な存在だった。そんな仲間が集まれば、やはりどうしても卓球の話が多くなる。この日もまた、あの大会ではだれがだれに勝っただの、あの人は今どうしているというような、極内輪的かつマニアックな話で盛り上がった。ひとしきり飲み語らったあと、はた迷惑な時間にみんなでクリームにハシゴ。同級生のひとりがmieさんのご実家の隣人で、今回はじめて一緒に行くことができた。おそい時間にもかかわらず、いつも笑顔で迎えてくれるmieさんにはほとほと感謝。10/30(日)。久しぶりにサトシュンくんの日曜版。このところの日曜版にしてはめずらしく、聴きに来てくれたお客さんがひとりとさびしい状況だったが、場数を踏んでいるサトシュンくんはめげた様子もなく、のんびりとアコースティックギターを弾き語ってくれた。この日は初めて聴くピアニカとのデュオ。サトシュンくんのオリジナル曲にピアニカが入ると、いつもよりやわらかい感じになって、これがなかなかよかった。以前慶一くんが毎週のように弾き語っていた4〜5年前は、日曜版で誰もいないということもちょくちょくあったが、久しぶりにそのころのことを思い出して、なつかしくなった。たしか2006年ころからはじめた「楽屋生音日曜版」は、当初は仮称で「流しの時間」と呼んでいた。日曜日の20時から30分間、だれでもご自由に演奏してくださいと始めた日曜版。きっかけは、とある常連さんから「音楽やってて発表の場がない人がいるんだから、この場所をちょっとでも開放したらどう?」と言われたことだった。「流しの時間」(仮称)として始めてからしばらくは、慶一くんがひとりでほぼ毎週熱心に弾き語ってくれて、2007年6月、新潟日報の取材をうけた際に、「楽屋生音日曜版」と正式に名付けた。以来、だんだんと演奏に来てくれる人も増えて、わざわざ日曜版を聴きに来てくれるお客さんも増えたのは本当にありがたい。今回のサトシュンくんの日曜版のように、ここまでお客さんが少ないのは久しぶりのことだったが、勝手ながら、わたしはあの静かな雰囲気もわりと気に入っている。にぎやかになろうと静かだろうと、これからもいろんな奏者に気楽に参加してもらいたいと思う。

楽屋 GAKUYA

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