祝Cream4周年
8/22(月)。えのもとくみこさんのデビューCDが届く。えのもとさんは新潟で活躍するジャズボーカリストで、8年ほど前に楽屋でも歌っていただいたことがあり、そのころから実力派の歌い手だったが、このほどCDを出したということで、彼女と縁のある拓ちゃんが届けてくれたのだった。さっそく聴いてみたが、新潟のジャズマンの伴奏で録音されたCDで、なかなかすばらしい内容だった。しっとりしたバラードが多いものの、えのもとさんの歌はとても存在感があり、実に聴きごたえがある。「マイ・フェイバリット・シングス」もいいし、ルパン三世の挿入歌という日本語の歌も哀愁があっていい。また彼女のライブが聴きたくなった。村上の老舗スーパーマーケット、エノモトが自己破産し、6店舗全店が突然の閉店。よく行っていたスーパーがまた消えてしまい、とても悲しい。エノモトは地元密着型のスーパーで、品ぞろえは大手スーパーにはかなわないものの、エノモトならではの独自商品と店のほのぼの感が好きだった。大手スーパーの村上進出にやられた格好だが、弱肉強食の資本主義社会は何とも残酷で切ない。この日はくしくも2つのエノモトでうれしくなり悲しくなる。8/23(火)。タッキーくんアンニャと山居町「てやんでぃ」。相変わらずにぎわっていて居心地がいい。静かな店も落ち着いて飲めていいが、にぎやかで活気があると、食べものもいっそううまく感じるし酒もすすむ。ホッピーでつくね、しいたけ、サンマ、〆サバなど。今年初物のサンマが、これまた理想的な焼き方で供されて実にうまかった。BGMも有線の昭和歌謡名曲選らしきチャンネルで、ホッピーのうまさが増した。日本の歌謡曲の合間にメリー・ホプキンの「悲しき天使」がかかり、驚く。楽屋にも早く仕入れたいと思っている曲のひとつで、ほろ酔いながらしばし聴きほれる。ご店主にめずらしいホッピーをサービスしていただくが、あいにく酔いすぎていて味を覚えていない。藤田さん、申し訳ありません。てやんでぃのあと、3人でクリーム。この日はクリーム開店4周年の記念日で、お祝いにかけつけた常連さんでにぎわっていた。ご店主mieさんはいつものように元気にかっこよく歌っていた。ふるまわれた〆サバのサラダも相変わらずうまかった。2007年8月23日に開店してから早4年。大勢の音楽好きに愛されるクリームは、着実に地元に根付いていて、もうあのへんぴな立地も一種の味わいとさえ感じられるからすごい。5年目のクリームにも、mieさんの歌にも、ますます期待。
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