日大三高〜Kinzan
8/20(土)。高校野球の決勝戦。日大三高が光星学院を11-0でやぶって優勝。日本文理戦での19安打以降も毎試合2ケタ安打を放ち、断トツの打力で圧倒的な優勝だった。もうどのチームにも手が付けられないほど打ちまくった。そんな恐ろしいチームに負けてしまったのだから、日本文理も少しはうかばれるかもしれない。これからもう一度大会を開いたとしても、2位以下はどこがなるかわからないが、優勝は日大三高だと思う。先発メンバー全員の名前と打順を覚えてしまうほど、今回は日大三高の試合を興味深く観た。とくに6番セカンドの菅沼くんは強烈なインパクトがあった。打席に立つと、なぜか常に笑っているので、ちまたで「ニヤニヤ王子」とあだ名がついたらしい。文理戦で初めて見たときはこのにやけ顔が腹立たしかったが、彼の打撃や相手キャッチャーのマスクをひろってあげるなどの行動を見たら、何だか応援したくなってきた。彼がプロに行ったらおもしろいと思う。それにしても、主将の畔上くんがどこかジャズギタリストの山崎さんに似ていて親近感があった。夜、kinzan楽屋ライブ。初楽屋のギタリスト金井拓明さんと何度か来演したことのあるピアニスト山本美恵さんのデュオで、それぞれの苗字の一字をとって、Kinzan。東京で日ごろ活躍しているおふたりは、文筆家店主、寺島靖国氏の営む吉祥寺メグにも月一回出演している実力者。ふだんはオリジナル中心のライブをされているとのことだったが、楽屋ライブではわたしの希望でスタンダード曲も多く入れていただき、お客さんともども盛り上がった。マイルスデイビスの名曲「Milestones」がゆっくりとアレンジされていておもしろかった。山本さんのオリジナル「Spanish Affair」がすばらしい。金井さんがガットギターをたたき、山本さんが美しいメロディを弾く。たしかにスペインのイメージとよく合っている。このライブツアーのあとに2ndCDの録音に入るらしいが、今後ますます活躍されることと思う。
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