レイ・マンザレク

5/21(火)。フェイスブックの投稿記事を見ていたら、ドアーズのオルガン奏者、レイ・マンザレクの訃報。あまりに突然のことに、しばらく呆然となる。74歳。なぜかドイツの病院で亡くなったらしい。胆管がんとのことだが、ドイツで療養中だったのだろうか。彼がいなければ、まちがいなくドアーズの音楽は生まれなかった。わたしにロックとオルガンの相性のよさを教えてくれたのも彼だった。またひとり、偉大な音楽家が消えてしまった。初夏の快晴の中、アンニャと歩いて温泉をめざす。道は、前回はじめて通って気に入った畑道。1週間と少し前はほかほかに咲いていた八重桜が葉桜となり、茶畑もさらにあざやかな新芽が吹いて青々としていた。今回は「はぎのや」で入浴。「はぎのや」の立ち寄り湯は、たしか15時からだったはず。最上階の8階にある大浴場の露天風呂から、海ではなく、畑と田んぼと山を眺める。この景色にもとてもいやされる。夕、家で相撲を観てから新潟。南浜通「みやこわすれ」に5人集まり、山菜をつまみに飲む。文化財のような古民家で、あぐらをかいて飲む酒もいい。ただ、飲み放題を選択したのが失敗だった。酒の合う肴の数々に、つい大酒を飲んでしまう。みなでふらふらと歩いて古町UFOにハシゴ。マスターにキノコホテルのライブのお礼を言うと、主催者のマスターも大仕事を終えてほっとしたようだった。結局150人ほどの入りだったらしい。打ち上げは時間の都合で残念ながらUFOまでたどり着けなかったようだが、ベースのジュリエッタ霧島は新潟の酒を美味しく飲んでいたとのことで何より。レイ・マンザレクの話をふると、マスターは彼がなくなったことをまだ知らなかった。2ndアルバム「まぼろしの世界」をかけてもらう。マンザレクのオルガンから始まる「Strange Days」に、悲しくなる。その後お客のリクエストでかかったスターリンの「虫」やテレビジョンの1枚目などを聴くが、どうしてももう一枚ドアーズが聴きたくなり、「アメリカン・プレイヤー」をかけてもらう。ジム・モリソンの死後、彼が残した朗読に3人のメンバーが曲をつけて発表した、ドアーズの番外編的なアルバムで、これがまたかっこいい。1枚目や3枚目も聴きたくなるが、おとなしく帰宅。

楽屋 GAKUYA

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