キノコホテル実演会

5/18(土)。昼、新潟ビッグスワンにて、カルメンアンニャとアルビレックス新潟vs大分トリニータの試合を観戦。サッカーの試合を生で観るのは初めてのこと。両チームあわせて5つのゴールを見れたのはラッキーだったが、できれば大分のゴールは見たくなかった。新潟2点目のレオシルバのゴールが傑作。引き分けかと思えた2-2の後半ロスタイム、新潟が痛恨の失点、2-3で試合終了。大分は今季まだ勝ち星がなかったので、初勝利を新潟が献上した形。何ともやるせない気分でバスに乗り込み、まだまだ楽しみはこれからと気持ちを切り替える。夜、古町ShowCaseにて、キノコホテルの実演会。「サロン・ド・キノコ~淫力魔女の生贄~新潟編」と銘打たれており、まさにタイトルのとおりの演奏でたまげる。19時半からぶっ続けで約1時間半、上質で麻薬的な演奏を聴かせるこの4人組に、中年男子と若年女子が中心の目測200人の観客が踊り狂わされた。ボーカル&電気オルガン担当で支配人のマリアンヌ東雲、電気ギター担当のイザベルケメ鴨川、ドラムス担当のファビエンヌ猪苗代、電気ベース担当のジュリエッタ霧島、という4人の女性から成るキノコホテル。恐るべし。イザベルケメ鴨川がやたらとかわいい。動きも華麗。その上ギターのテクニックも抜群と来たものだから困った。ギター側にいてよかった。愛称ファビーこと、ファビエンヌ猪苗代の始終絶やさぬ笑顔にいやされ、その迫力あるドラミングに圧倒される。最近入社したと言うベースのジュリエッタ霧島は「新潟では日本酒が飲みたいです」とかわいらしく発言。打ち上げでおいしく飲めたかどうかが気になるところ。前任のエマニュエル小湊をしのぐ腕前というベースも、ガンガンにうなっていた。そして何と言っても強烈な存在感のサディスティックな支配人、マリアンヌ東雲。写真より美しさがやや少ないような気もしたが、MCも小気味よく、好感が持てた。オリジナル曲はすべて彼女が作詞作曲してるとのことで、その才能にもひれ伏したくなる。そして彼女の弾くオルガンがいい。マリアンヌ本人が「キノコホテルと言えばオルガンとファズ」と言うように、キノコホテルサウンドの大きな要。何とも淫力のある音色。久しぶりの爆音ライブに、耳はいかれ、フラフラしながら会場を出る。古町「プルミエタージュ」へとがっちゃんとともに流れ、カルメンアンニャと再合流。耳なりのおさまらないままライブの興奮を伝え、数杯の洋酒を飲む。アイラモルトのウイスキーを飲んだのは、何ヶ月ぶりのことだったろうか。ヨードチンキのにおいは、やはりわたしの気に入りのままだった。それにしても、プルミエタージュは相変わらず居心地のいい飲み屋だった。古町で〆の酒に最適な一軒。

楽屋 GAKUYA

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