ひまわりコンサート〜損な間柄

8/3(水)。夏のあいだ、午前中のラジオは「こども科学電話相談」となり、こどもたちのさまざまな質問に専門家が答えている。専門家たちの答えがわかりづらかったり、たまにとても横柄な態度の回答者もいて、聴いていていらいらすることも多く、それほど好きではない番組だが、流れているとつい聴いてしまう。小学4年の女の子が、人間の脳についてあれこれ質問したのがおもしろかった。脳は、6割が脂質、4割がたんぱく質でできていて、脂身のかたまりのようなものらしい。知らなかった。8/4(木)。午前中鮎釣り。初めて50ccバイクに道具をつんで出かけたが、鮎釣りは道具が多いので大変だった。2時間で小さいのが11尾ほどだったが、わたしとしては満足の釣果。暑い日中、川に入っているだけでとても気持ちがいい。帰宅後、久しぶりにおばちゃんを訪ねて釣った鮎を差し入れる。戦前戦中戦後の話など、おもしろい話をいろいろ聴かせてもらい、あっという間に2時間がすぎた。茶さん、お誕生日おめでとうございます。8/5(金)。夏の甲子園が開幕した。新潟代表の日本文理は、5日目(8月10日)の第1試合で西東京代表の日大三高と対戦することになっている。優勝候補にあげられている相手といきなりあたることになってしまったが、文理打線が爆発すれば勝てない相手ではないと思う。と思いたい。おととしからレギュラーだった強打者湯本くんには、ぜひともホームランをかっとばしてほしい。8/6(土)。それほどにぎやかでもない楽屋で、村上の昔あった店の話で盛り上がる。今はなき駅前のおでん屋「三平」の女将さんは、若いころ2.26事件を目の当たりにしたことが自慢だったらしい。女将さんからその話を聴いてみたかった。8/7(日)。高根天蓋高原にて、ひまわりコンサート。気持ちのいい猛暑となり、生ビールが異様にうまかった。ひまわりもちょうど咲き誇っており、絶景の中七輪で焼き肉を楽しむ。阿部さんも新潟から駆けつけて、元気な姿にうれしくなった。貴重なスイングジャーナル増刊号をおみやげにいただき感激。80年代歌謡曲を演奏するロックバンド「三節棍」の演奏を初めて聴く。郷ひろみの「エキゾチック・ジャパン」で場内大盛り上がり。楽屋の日曜版にも先だって出ていただいたriekoさんのきれいな歌声が野外にとてもよく響いていた。youkoさんの弾き語りでは個人的にはもっとソウルフルな迫力ある曲が聴きたかったが、しっとりとしたバラードもなかなかのものだった。Blendはいつもながらの安定した演奏で、ゆったり落ち着いて生ビールが飲めた。サボテンズ、あいにくの急きょ不参加となってしまう。mieさんがまたしても新曲を披露。ロッドスチュアートの「ガソリン・アレイ」を見事ソロで熱唱。トムくん茶さんのベースドラムを加えての、浅川マキ「ちっちゃな時から」には驚いた。キャロル好き4人組のフォーピース、2週間前の岩船港同様、夏の野外がよく似合うロックンロールバンド。楽しみにしていた三面川鮭楽団の演奏では今年もはっぴいえんどの名曲が聴けてうれしかった。デビュー盤の1曲目を飾る「春よ来い」がかっこよい。ドラムの音が少しもの足りなかったが、はっぴいえんど研究家森田さんのエレキギターはすばらしいうなりをあげた。夜、「損な間柄」のおふたり、三良さんと茂さんによる楽屋生音日曜版。昼も夜も生音が聴けるなんて、何てぜいたくな日だろうと思う。西岡恭蔵の名曲「プカプカ」の初披露にびっくり。もともとこの曲には前歌があるそうで、その前歌から始まったときは何の曲かまったくわからなかったが、「おれのあんこは〜」と来たものだから驚いた。三良さんの歌もとても迫力があってよかった。前歌をわかったあとで、早くまた聴きたい。野外の音楽ももちろんいいが、このおふたりの演奏は、手前みそながら、夜のうす暗い楽屋が一番にあうと思う。

楽屋 GAKUYA

お酒とコーヒーと音楽の店【楽屋】です。 ホームページの引越しをしました。 新しいアドレスは以下の通りです。 よろしくお願いいたします。 https://ekimae-gakuya.jimdofree.com