長岡歩き

7/5(火)。村上〜新発田、新発田〜加茂と歩いた続きで、加茂〜長岡と歩く。始発で村上を出て、新発田新津で乗り換えて、7時半ころ加茂駅着。前回苦労して歩いた道を窓からながめながら、あっという間に加茂に着いた。電車はやはり速い。今回は線路沿いというより、町なかとたんぼ道を歩く。線路沿いだと線路が目印になるのでわかりやすいが、ただ地図だけだとなかなかわかりづらく、何度か人に道をたずねて、大きな回り道もせず何とか長岡までたどり着いた。加茂市から三条市に入ってまもなく雨になり、ラジオからちょうど歩いているあたりが「大雨警報」「洪水警報」「竜巻の恐れが」などという言葉が聞こえてきて、悲しい気持ちで傘をさしながらしばらく歩いたが、しまいにどしゃ降りになり、民家の車庫でしばし雨やどりをさせてもらう。「どうぞどうぞ中に入って下さい」とやさしく声をかけてくだすったご婦人に感謝。あまり何もない県道8号をひたすら歩いていると、食堂「かわかみ」が忽然とあらわれ、昼飯。前田美波里風の女将さんが作る塩ヤキソバがうまかった。看板には焼き鳥とラーメンとあり、店内のお品書きにもそそられる焼き鳥や焼きトンの名前が並んでいて、腰をすえて飲むのもよさそうだ。帯織(おびおり)駅から少し歩けば着きそうなので、いつか飲みに行ってみたい。食堂を出るとすっかり雨も上がり、暑くなっていた。三条から見附の町なかをぬけて、見附郊外から田んぼになり長岡市入り。長岡に入ってからはほぼ田んぼ道を歩く。一度目のゴールに設定していたスーパー銭湯「ゆらいや」に、16時半ころ到着。ここまで約34.5km。前回の加茂歩きよりも距離は10kmほど短かったが、なぜか今回はけっこう足にきた。「ゆらいや」は設備もなかなかよく、気持ちよく汗を流したのはいいものの、少し郊外にあるため、長岡駅まであと3km歩かなければならない。これがかなりおっくうだったが、生ビールをめざしてがんばって歩く。18時すぎ、駅近くの居酒屋「関取」に入り、正式にゴール。合計約37.5km。ようやく生ビールにありつき、恍惚にひたる。いつもながら、最高の瞬間。麦焼酎で作られるホッピーは少しいただけなかったが、煮込や焼き鳥はうまかった。「お酒をください」というと出てくる「お福」という長岡の酒もなかなかよかった。まだ早い時間だったのか、お客は誰もおらず、ひとり静かに快適に飲めた。付かず離れずの女将さんの接客もわたし好みで、また来たいと思う「関取」だった。長岡で飲むのは初めてだったが、駅前の殿町かいわいには飲み屋が多く軒を連ねていて、ほかにも行ってみたい店が何軒かあり、ゆっくり長岡でハシゴ酒もしてみたい。三条市入り。(8:17)
どしゃ降り。(9:27)
旧栄町の食堂「かわかみ」。
見附市入り。(12:39)
見附市内のそそられる食堂「か久やま食堂」。
長岡市入り。(14:48)
殿町「関取」到着。(18:03)
「関取」店内。
殿町のそそられる居酒屋「名人」。

楽屋 GAKUYA

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