岩城みなと〜秋田

7/31(火)。
岩城みなと駅から秋田駅まで歩く。夜8時に友人と待ち合わせていたので、その時間までに秋田入りすればよく、ゆっくり出発できて助かった。

11時、酒田での乗り換え時間にケンちゃんラーメン酒田本店。開店と同時に入ったが、次から次へとお客が来て、あっという間に満席になる。夏休み中と思われる子ども連れの家族も多い。本店とはいえ、まったく本店ぶっていないというか、街の小さないち食堂、というほのぼのした雰囲気がいい。ひと言「小で」と注文。ほかのお客は「普通のかため」「普通、かため、身入りで」「普通のねぎ抜きで」などと自分の好みで注文している。本来やわらかい麺ではないのだが、次は「かため」を試してみようと決心する。ほどなくして小盛ラーメンが到着。うまい。ピロピロ度は前回の象潟店に比べると控えめな感じ。ふと、「どん兵衛」に似ていると思う。小盛りでも麺がたっぷり入っていて、十分に満腹する。
酒田駅にもどり、秋田行の電車で岩城みなとまで行き、14時05分から歩き始める。あと数駅乗れば秋田に着くのに、わざわざ降りて歩くというのも、考えてみればちょっとおかしなことだ。しかも今回は初めて午後からの歩き始め。暑い最中に歩き始めるのは、朝早くから歩き始めるより、少し気が重い。が、20kmなら何とかなると言い聞かせて歩く。あまり歩きたくない国道7号線を、ところどころ外すことができたのはうれしかった。海、国道、線路、小道、と平行しているところの小道部分を気持ち良く歩く。

15時半、秋田市入り。しばらく7号線を歩く。海の向こうに島影があると思ったら、陸続きになっている。やはり男鹿半島のようだ。

16時半、株式会社リーテックスという大きな工場のあるところで、7号線とはさようなら。右に入り、山道と里道の中間のような道をしばらく歩く。ほとんど車の行き来もなく、歩き旅での一番理想的な道。少し行くと線路も右にカーブして来て、歩く道ととなり合わせになる。このあたりが今回一番の快適な道だった。
18時ちょうどに、秋田大橋から雄物川を渡る。でかい。今までにこんなに広い川幅を見たことがあっただろうかと思う。

徐々に街中に入ってきて、秋田屈指の繁華街、川反(かわばた)通りにたどり着く。8月3日から秋田竿燈祭りとのことで、各町内でお囃子の練習をしていた。祭りの日にぶつからなくて少しほっとする。19時20分、秋田駅に到着。所要時間:5時間15分。歩行距離:23.6km。

20時、旧友と待ち合わせて、秋田駅前の「花がすみ」。うなぎの白焼き、シマアジの刺し身などで、大仙市の酒、刈穂を燗で飲む。同じく駅前の「Bar Rosso」、大町の「紀文」へとはしご酒。久しぶりにさしでたっぷり飲み語らった。

楽屋 GAKUYA

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